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躁鬱気質?の私、SO-WOZZ少年の、日々思うことなど。
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早速そのメールに返信する。

どうしても学校に行きたくないのと、どこか遠くに行ってみたいという気持ちがあり、

俺ら二人の共通の友人で卓球部員だったSの大学の大学祭に行くことになった。



昔の、卓球部の時の俺を知っている人間と話せるということは、

その時の俺にとって非常にありがたいことだと思われた。

当時のことを踏まえて、今の状態について相談できる。生産的だ。



で、日付が変わる。十時くらいに某駅で待ち合わせ。

そこから大学まで、電車で一時間ちょっとの距離なので、車内でそいつと話す。

ライブで起こったことを粗方話した。

その行為だけで、自分自身だいぶ落ち着いてきているのだとわかった。

そいつも色々とアドバイスっぽいことや励ましを言ってくれたが、

俺にとっては聞いてくれているだけでほとんど解決に等しかった。



で、某大学に到着。

軽いドッキリのつもりで、Sにはアポなしで来たのだが、アポなしであるがゆえに

彼がどこにいるのか分からない。仕方ないので電話して再会。

彼は今二年生で、パソコン系のサークル(が表向きのゲーサー)に入っているらしかった。

当時よりも髪が随分伸びていて、なるほど、それっぽい匂いだ。

彼は工学部であることが禍になって女の子と接点が無い、と終始嘆いていた。

「おかげでオタク趣味に芯から染まってしまいそうだよ」と彼は笑った。

何だか自分にも当てはまる節が一杯あって、俺も笑った。



三時くらいになって、片付けがあるから、と彼と別れた。

実は俺もこの日は学園祭最終日であるがゆえにサークルの打ち上げがあり、

事前にお金も払ったし、何より参加しないのはかなり表向きが悪いので、

それなりに早い時間に帰る必要があった。

とはいえ、すべての演奏が終わるのは十時頃。最悪それまでに大学にいれば良いのだ。

友人ともいたかったので、「立川で夕飯でも食べよう」という彼の提案に乗る。



電車に乗って一時間ちょっと。立川に着く。

まだ夕飯には早いので、駅ビルで時間を潰す。

浪人時代によく行った文房具屋が潰れていた代わりに、

友人曰く「変わったものを扱う店」がオープンしていた。なるほど、変わったものがある。

その中で特に目を引いたのが、「KING OF MEGANE ROCK!」というプリントと

メガネのイラストの入ったロングTシャツ。ほ、ほしい!まさに俺の理想Tシャツ!

だが3800円と打ってある値札を見て萎える。いくらなんでも高すぎ。



で、夕飯時になったので、毎回恒例、あのラーメン屋に彼を連れていく。

うむ、旨い、コッテリ。だが今日は何だか麺がいつもよりスープと絡まないなぁ。

それぞれが独立している感じ。まぁ旨いけど。彼も満足してくれたようだ。



その後、まだ少し時間が早いので、散歩がてら俺が浪人中に住んでいた寮に行くことに。

薄暗い道を歩いて、到着。あのころと同じように、幾つかの窓にポツポツ明かり。

誰かが、あの部屋で、あのときの俺と同じように生活している。

何となく嬉しくなった。

「立川は俺のパワースポットだな。」知らないうちにそう言っていた。友人は笑った。



そして帰る。帰りの電車でも色々な話をした。

アホな話、真面目な話。が、よく覚えていない。それで良いのかもしれない。

で、彼と別れる。いよいよ大学へ向かう。

先輩に問い詰められたらどうしよう・・・、と、ライブ本番並みに緊張する。

で、会場へ。何とか目立たず侵入できた。何人かの同級生には突っ込まれたが。

で、ライブを観る。トリの方であるから、やはり上手い。

もっと上手くなりたいなと思う気持ちと、それゆえに昨日までの気持ちがぶり返してくるので、

少し戸惑った。



そして最後のバンドが終わり、打ち上げへ。

大学の最寄駅から電車で数駅の飲み屋へ。ビールで乾杯。

久々のビール。夏に実家で日々飲まされた成果と飯をあらかじめ食ってきたためか、

基本酒は嫌いで弱い俺だが、美味しくいただく。それも自分としては結構な量。

ほろ酔い気分で周りと話す。

すると、今年からサークルに入ってきた二年生のドラムの先輩で、

以前から「Syrup16gが好きなら俺と組まないか」と言っていた人が、俺に

「お前の声綺麗だな」と言ってきた。

続けて、「こいつにSyrup歌ってもらいたいなぁ、って思ったよ」と言った。

俺は驚いた。あんなひどい演奏をしても、

俺の声をきちんと聞いて、「綺麗だ」と言ってくれる人がいることに。

で、Syrupバンドを組むことを快諾。実際自分もやりたかったし。利害一致。

かつ、同級生のドラムの子と前々からやろうやろうと言っていたナンバガバンドも結成。

俺が進んでいく。



で、その流れでサークルの計画通り近くの健康ランドへ。

その健康ランドへ行く途中、合宿で若干仲良くなったベースの先輩に、

「お前歌上手いなぁ」と言われる。

そんなことを言うキャラに見えないし、酒が入っているからってのもあるだろうが、

やっぱり嬉しい。そういうものはちゃんと貰っておこう。



そんなこともあったから、道中、急に喜びが湧いて来た。「死なないで良かった」と思った。

眠気とドライアイのせいで涙が出た。



その後は簡単に割愛して書く。

そのまま健康ランドに泊まり、翌朝、学校に戻って片付け。

で、それが終わって帰宅。そしてバイト(また懲りずに警備員)に行って学祭期間終了。



あぁ、それで良いのだ。あぁ、これで良いはずなんだ。これで、良いのだ。

鳥達が飛んでった。何もかもが飛んでったって、知るか。

そう、ぶっ壊して、また作って。



生まれ変わる。

どうぞよろしく。

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