★ 秋について

いよいよインターネットにまで秋の季節が到来、ってか。

何だかねぇ。つまらん人間だねぇ、俺も。

つまらん人間だからつまらん生活を強いられるのかね。

誰も見ないような文章を、誰も見ないようなブログで垂れ流して、

誰も見てくれないよって、悲しくなる。

誰も見てくれないような生活をして、

誰からも話しかけられないようにしているようなフリをして、

その通り誰かも話しかけられなくて、悲しくなる。

そういう風に気取っていたら、そういう風になってしまった。

望んでいたことが、望まぬことになってしまった。

何度も言うが、俺には覚悟が足りなかったらしい。

覚悟のない人間は、たいていダメになるらしい。

肩突っ張って生きてれば、疲れる。疲れるのは嫌だ。

健康に悪い。でも、健康に悪いようなことを率先して行っている。

と言うか、―いや、止めておこう。どうせまた堂々巡りになる。



教室の隅っこで、授業が終わったらすぐに、

耳にすっぽり入れる形のイヤホンで耳を塞いで、拒絶する。

雑踏の喧噪なんか聞かされるよりも、真摯な表現を聴いていた方がマシだ、と。

そうしていたら、取り残されてしまった。

それで良い、と割り切れない。それが悪い。お前が悪い。



すべては心が決めること。

例え、人から見ればそういう状況にあったとしたって、

自分の心がそうじゃなきゃ、そうじゃない。



人の目に触れない芸術は、最早芸術でも何でもなく―。

星々の悲しみを、結局俺も全てくみ取ることなんて不可能なんだし。

だったら、そんな風にして、生きていくしかない。

そんな不毛なことを考えざるを得ない、秋の夜長だ。



今日の一曲→ http://jp.youtube.com/watch?v=W0BFVmBxtsI

今日の一曲は、VELTPUNCHで「Mouse Of The Pain」

星々の悲しみ、か。