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中学時代の終わりに、それなりに酷いフラレ方をした俺は
恋愛というものを安易にすることにかなりの抵抗を覚えた。
人と繋がる瞬間というのが、本当に希有なことだと分かって加速。
最終地点が理由も無しに性行為に繋がりがちな現状によりさらに加速。
恋愛は一つの例に過ぎないが。
考え過ぎだと笑う人もいる。
人の価値観なんてものは、当然のごとく一つ一つ違っていて、
色んな要素が堆積していって形成されるのだろうが、
一つ一つを真摯に受け止めていくと、いづれガンジガラメになってしまって、
何の行動もできなくなってしまうように思える。
詳しく読んだことが無いのであまり深くは語れないが、
ドイツの文豪ゲーテが書いた戯曲「ファウスト」で、
天才と呼ばれた主人公がありとあらゆる学問を極めた末に出した結論が、
「何も分からない」だったことを、俺は決して笑えない。
っていうかそれが真理だとも思える。向き合いたくはないが。
でも、生きて、行動せねばならない。
だから俺は表現することで時間を良いように浪費し、
それが認められることによって、快楽を得ようとしている。
ちっとも認められてないけどな。
ちなみに、上に書いた「ファウスト」の主人公はそんな人生に嫌気がさして、
悪魔に魂を売って、地上のありとあらゆる快楽を体感するらしい。
そこから先は知らない。
あらゆる快楽を体感することで、彼が「救われたか」。それは知らない。
というわけで、快楽を求めている俺が救われるのかも、俺は知らない。
今日の一曲→ http://www.youtube.com/watch?v=I6AaEuuIino
今日の一曲はNUMBER GIRLの「I don't know」
上の文章繋がりで選曲。
こんなテーマに対しては、もう叫ぶしかないじゃないか、と。
どうぞ。