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躁鬱気質?の私、SO-WOZZ少年の、日々思うことなど。
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今、俺の中で非常にアッツいマイブームがある。



そう、それは!



「散歩」



・・・・・・



前々から言ってる気がしないでもないが、散歩がホントに面白くて仕方ない。

昨日も今日も行ってきた。

と、いうわけで、今日の散歩を事細かに報告しよう。



いつも通り近くの河川敷を歩く。

性格上、「いつもと同じ」から始めないと何となく嫌なのだ。

MP3はFoZZtoneの「In the sky」から始まった。

キンキンに冷やしたジャスミン茶を一口二口飲みながらダラダラと歩く。

道端に道祖神が祭られている。横には流暢に花が活けてある。

ん?あれ?この花・・・。おいおい造花だよコレ。一気に冷める。

そういう不謹慎なことは止めよう、と誰にともなく注意する。



夕方は犬の散歩をする人が目立つ。

俺も実家で犬を飼ってるからなのか、たまにそれらの犬が寄ってくる。

ちょっと寄ってきて、んですぐ離れる。もうちょっと絡んでくれても。



MP3がFoZZtoneの「平らな世界」を流し始め、心地良い秋風が吹いてくる。

ちょうど二本ある垂れ柳の下を通っていて、

普通だったら顔に当たってしまう柳の葉が風に揺られて、俺を通してくれた。

何だか認められた気になって気分が高揚する。



しばらく進んで、川を挟んで反対側の道へ移動する。

その道のアスファルトは、所々ミミズがはったように隆起していた。

理由はすぐ分かった。道沿いに植えられている木々の根だ。

大したものだ、とは思ったが、それが自分にフィードバックされて少し落ち込んだ。



いつもゴール地点になるブックオフが見えてきた。

今日は散歩のみが目的だったので寄らずに、いつもと違う道で帰ろうと考えた。

いつも通りで始まるのは良いが、

いつも通りに終始するのは嫌だ。いつも通りのことを考えてしまいがちにもなるから。

ちょうどさっきまで横を歩いていた川が枝分かれしていて、

かつどちらの支流を選んでも帰れそうだったので、いつもと違う方を選択。

歩いているとすぐに、買い物帰りのおばさんが自転車を止めてベンチに座り、

コーヒーを飲みながら一休みしていた。

仲間ですね。

頭の中で言って通り過ぎた。



川沿いのこの道に幾つか設置されてあるベンチの横には、

必ずと言っていいほど、タバコの吸い殻やジュースや酒の空き缶が散乱している。

あいにく見ていて気分が悪いという感情は起こらないようだった。

しかし、そこにどうも墓場と似たような空気を感じてしまった。

供えられた空き缶。あった時間。

センチメンタル自重。自嘲。



枝分かれの道あたりから止めていたMP3をもう一度聴こうという気分になる。

何を聴こうか。・・・、決まらない。

こういう時はシャッフル機能を使う。曲がランダムにかかるモードだ。

このシャッフル機能、たまにもの凄く玄人な選曲をするのだ。逆もあるけど。

さて、一曲目は。

・・・・・・

アジカンの「サイレン#」

ははっ。思わず声を出して笑ってしまった。渋い。渋いよMP3。

自分の通っている道の右側、道路の高さが異なるので直接は交錯しないのだが、

その笑った瞬間に二人組の女子高生が横切った。

何だかんだで少し恥ずかしくなった。



次はeastern youthの「寄る辺ない旅」がかかった。

あまり聴き込んでいない曲だったので、一瞬何の曲か分からなくて驚いた。

こういうことがあるのもシャッフルの楽しみ。



次はSyrup16gの「ソドシラソ」がかかり、

その次はSTRAIGHTENERの「SIX DAY WONDER」がかかった。

渋い、渋すぎるよMP3。ダンディだよMP3。



その次にまたSyrup16gの「ハピネス」がかかった時、

行きと同じ道に戻っていた俺は、

行きには誰も座って無かったベンチに力なく座る爺さんを見た。

覇気が無いし、顔が病的に黒い。こういう人は肝臓が悪いと聞いたことがある。

さっきベンチに座っていたおばさんとは、何だか随分と位置が違うように思えた。

曲も曲だったので、「もうちょっと希望を持っても・・・」と思った刹那、

「誰に向かって言ってんの?」という言葉が浮かんで、俺は笑った。



eastern youthの「スローモーション」が最後にかかって、

俺は気分よくマンションに戻った。



最高の気晴らしだった。当分やめられそうにない。



今日の一曲→ http://www.youtube.com/watch?v=OnPlPg1zxhk

今日の一曲は上の文章繋がりで、eastern youthの「スローモーション」

なんだかんだで俺は、こう、アガッていく音楽が好きなのかな。

文学性を見せながら、突き放すようで暖かい、eastern youth。

是非是非どうぞ。
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