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シラケた顔してギターを弾いてた。
ホントは怖くて仕方がなかった。
アイツは俺に御忠告。
シラケたギターに対するそれは、俺をさらにシラケさせた。
馬鹿にされるのが怖くて、
誉められるのも怖くて、
どれにも気を抜けず、
どれにも本気になれない。
考え過ぎは体に毒だと、
すぐに眠ってみるけれど、
癒えた体にも違和感を感じ、
痛みを懐かしむマゾヒスト。
四季がある喜びと悲しみ。
火のついたバッタを踏みつぶしたその足。
マルチエフェクターの哀愁に酔ったふりをして、
快楽によって痛みつけられた喉からつまらない声を出す。
チューニングのあいづらいギターの音のよう。
見ろよ、あいつら引いてるぜ。
通じ合わないで、触れ合わないで、
それでも奴ら笑い合う、それでも奴ら信じ合う、
そう歌い放つ俺は、ピエロ以外の何者でもない。
ダイバーも、登山家も、行って戻ってこなけりゃ偉人になれない。
スカイフォークの逆。それこそが美徳らしい。
勇気を振り絞って沈んじまった奴らはお笑いグサ。
「了見が狭い」と、必死に屁理屈を並べたてて自己保身。
声、指、頭、目、耳、音、心。
時間が無い。
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